テーマ1　2030 年「30by30」のゆくえ

里地里山や企業林や社寺林など地域、企業、団体によって生物多様性の保全が図られ ている土地をOECM（保護地域以外で生物多様性保全に資する地域）として確保する方 策など、30 by 30 の目標達成のゆくえについて解説します。

• 生物多様性の保全と再生   30by30 の実効性のための自然価値の可視化 ／ 久保田 康裕（株式会社シンク・ネイチャー／琉球大学理学部 教授）　
• 「30by30」達成に向けた自然共生サイト ／ 一ノ瀬 友博（慶應義塾大学 教授）
• 保持林業   木材を生産しながら生物多様性を保全する ／ 山浦 悠一（森林総合研究所 四国支所）
• 20年以上続くネイチャーポジティブへの取組／福田 博一（サンデン株式会社 総務本部 ECOS（イーコス））
• 自然共生サイトとしての圃場の維持と貢献／ 内山緑地建設株式会社 君津グリーンセンター
• 山の恵みを生かしきる／ 若林 悠平（株式会社柳沢林業 執行役員）

テーマ2　生きものの織りなす生態系の営み

森林生態系を回復する海鳥のしごと、昆虫の飛行を司令する細胞の働き、発光生物の 正体、托卵という生存戦略など、生きものの織りなす生態系の営みを解説します。

• 海洋島の生態系は海鳥のおかげ／ 川上 和人（森林総合研究所 鳥獣生態研究室長）
• 昆虫の飛行を司令する細胞の発見 ／ 並木 重宏（東京大学先端科学技術研究センター 准教授）
• 300年以上の謎 発光トビムシの正体をつきとめる／ 大平 敦子（多摩六都科学館 学芸員）　
• 危険なときだけ托卵するダニの戦略／長 泰行（千葉大学 園芸学研究院 准教授）　

連載ほか

• 30by30 政府の取組
• アホガミ様とぴかったん〈48〉ピーチガムとソメイヨシノガム／岩谷 美苗（樹木医、森林インストラクター、NPO法人樹木生態研究会 代表理事）　
• 松韻を聴く旅へ〈7〉 壱岐は松の島だった／川廷 昌弘（公益社団法人 日本写真家協会(JPS) 会員博士( 環境学)日本緑化センター特別研究員･アドバイザー）
• 昆虫の姿を描く〈4〉「部分図」の大きな役割／川島 逸郎（生物画家）
• 現代の松原人〈41〉弓ヶ浜白砂青松の保全活動／安達 卓雄（和田町マツ守り隊 代表）

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• 案内│第41回 全国都市緑化かわさきフェア／植栽基盤診断士認定試験
• 案内│（一財）公園財団 設立50 周年記念シンポジウム／日本緑化工学会大会／樹木医実践技術講座
• 案内│樹木と緑化の総合技術講座＜後期＞
• 案内│進士五十八の日本庭園
• 資格│自然再生士特別認定講習会・自然再生セミナー
• 資格│令和6年度「 松保護士」講習会受講者 選抜試験
• 案内│第17 回 松枯れ防除実践講座
• 次号予告ほか